「なんでぼくだけ」(2020年)

「なんでぼくだけ」あとがき


二年前、お腹の病気になってしまいました。

初めは「なんで自分が…」と恨めしく思いましたが、病院に通ううち、僕より大変な人が沢山いることに気付きました。

誰しもが大なり小なり、つらさや弱さを抱えて生きています。

皆さん、それを想像し、思いやる心を忘れていませんか?

今回の絵本を通じ、改めてそんな想いを、お子さんと共有いただけたら幸いです。

“ツノ”は他人だけでなく、あなたにもあるのですから。


2020年11月  ウエズタカシ